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2022年2月20日日曜日

3月13日(日)礼拝説教要旨・録画「不撓不屈の祈り」エペソ人への手紙6章18~20節

☆3月13日(日)第一礼拝録画ご視聴される方は↓の枠内のをクリックしてください。youtubeを見る」がある場合は、そちらをクリックするとご視聴できます。

                


【中心聖句】

あらゆる祈りと願いによって、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのために、目を覚ましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くして祈りなさい。(エペソ人へ手紙6章18節)


【説教要旨】

「不撓不屈の祈り」エペソ人への手紙618~20(新約392)

先週に引きつづき、エペソ人への手紙を見て参りましょう。これまでクリスチャン生活について、夫婦関係(52233)、親子関係(614)、主従関係(6・59)の人間関係の中で、それぞれ具体的に学んで来ました(詳細はこれまでの礼拝動画や説教要旨をHPでご覧ください)。そして、さらに学ぶべき重要な事が、61020節に記されています。

それはクリスチャン生活には霊的な戦いがあり、その敵は人ではなく、人の力では決して太刀打ちできない悪魔であるという事です。だからこそクリスチャンは悪魔に打ち勝つために、主にある「大能の力」により頼みます(10)。すでに十字架と復活によって、悪魔に勝利されたイエス様に信頼して結ばれる事で、この神の大能の力が信じる者にも働きます。

そして先週は神からの武具である神の御言葉を身に着ける事について見ました。今週は「祈り」(1820)について見ます。神の御言葉は、クリスチャンが悪魔に対して堅く立って徹底抗戦し続けるための、神から与えられる武装に例えられていました。

一方、神への祈りは神との通信機器に例える事ができるでしょう。どちらも悪魔の策略と戦い続け、勝利し続けるために必要不可欠です。悪魔は超自然的な知能と力をもち、全世界に攻撃をしかけます。人間の手には負えない相手です。だからこそ、悪魔をも全く支配する、全知全能の唯一真の神に祈る祈りが必要不可欠です。神の御言葉に聴き、信頼し、従い続け、神に祈り続けましょう。そこに必ず悪魔とその策略に対する完全勝利があります。

1.不撓不屈の、決してあきらめずに屈しないで祈り続ける祈りの姿勢(18

18節。「あらゆる祈りと願いによって、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのために、目を覚ましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くして祈りなさい。」。ここに魂を尽くした祈り、不撓不屈(ふとうふくつ)の祈りの姿勢があります。「あらゆる祈りと願いによって」。あらんかぎりの祈りと願いをもって、心を尽くして祈り続ける。「どんなときにも」。あらゆる時に機会をとらえて祈り続ける。クリスチャンにとって祈りは呼吸同然。いつでもどこでも絶えず祈る祈り。「御霊によって祈りなさい」。聖霊に助けられ導かれて祈り続ける祈り。そのために「目を覚ましていて」。これは肉体的な睡眠をとってはならないという意味ではなく、霊の目を覚ましてという事でしょう。油断なく、倦むことなく、たゆまずに祈り続ける祈り。そして、忍耐の限りを尽くして」祈り続ける祈り。すなわち、不撓不屈(ふとうふくつ)の祈り。悪魔とその策略や誘惑や攻撃が激しくとも、粘り強く神に信頼し従い続け、決してあきらめず屈しないで祈り続ける祈り。では誰のために祈るのでしょうか。それは「すべての聖徒のために」祈るとりなしの祈りです。全てのクリスチャンの祝福と幸せと守りと悪魔への勝利を祈り続ける祈り。とりなしの祈りは愛です。何ができてもできなくても少なくとも祈る事はできるはずです。主にある兄弟姉妹(クリスチャン)に関する様々な祈祷課題を共に祈り続けましょう。さらには、クリスチャンでない方々のための祝福と、主イエス様を信じて救われるように祈り続けましょう。特に今は、ウクライナ危機のために苦しんでいる人たちの守りと救出、戦争が即時に止むように、一刻も早く主なる神様の平和が来るように、主なる神様の最善を、あきらめないで祈り続けましょう。

2.具体的に祈祷課題をあげてお互いのために祈り続ける祈り(1920

使徒パウロはこの時、牢屋に入れられて鎖につながれている状態でした。その理由はイエス・キリストの福音を宣べ伝えていたためでした。20節。「私はこの福音のために、鎖につながれながらも使節の務めを果たしています」。しかし、それでもパウロは屈しません。あきらめません。不撓不屈の心でなおイエス・キリストの福音を宣べ伝えようとしています。そして祈祷課題を具体的に挙げて祈りの要請をしています。あの使徒パウロ先生でも祈りの支援を要請します。1920節。「また、私のためにも、私が口を開くときに語るべきことばが与えられて、福音の奥義を大胆に知らせることができるように、祈ってください。私はこの福音のために、鎖につながれながらも使節の務めを果たしています。宣べ伝える際、語るべきことを大胆に語れるように、祈ってください」。どうか牧師の御言葉の御用のためにお祈り下さい。

またクリスチャンであるお互いは、普段、神様から語るべきみ言葉が与えられて、機会を生かして、臆する事なく大胆に、福音であるイエス様を隣人に伝える事ができるように、お互いのために祈りましょう。また全ての人の罪と悪魔の奴隷からの救い、祝福と幸福を祈り続けましょう。

試練の中にある兄弟姉妹、ウクライナ危機の中にある全ての人々のために祈り続けましょう。

祈っても何も変わっていないように見えても、あきらめずに不撓不屈の祈りを、全知全能で、全ての主権の上にあり、一切の権威をもつ唯一まことの主なる神、主イエス・キリスト様に祈り続け、悪魔に徹底抗戦し続け、主イエス様と共に勝利を得ましょう!主イエス様はすでに悪魔に勝利しておられます。そして、完全に勝利されます!主イエス様の側で一貫して悪魔と戦い続けましょう!

(祈り)天の父なる神様。神の御言葉に生きる信仰生活を邪魔する、悪魔の策略に対して、み言葉で完全武装し、不撓不屈の祈りで勝利できますように。イエス様によって、アーメン。

2022年2月18日金曜日

2月20日(日)礼拝説教要旨・録画「主にある幸いな親子関係」エペソ人への手紙6章1~4節

2月20日(日)第三主日 第一礼拝録画配信 

*下の枠内をクリックしてください。

 枠内にもし「youtubeでみる」と表示された場合はそちら をクリックしてください。

         

【今日の聖書のお言葉】

『「あなたの父と母を敬え。」これは第一の戒めであり、約束を伴ったものです。

すなわち、「そうしたら、あなたはしあわせになり、地上で長生きする。」という約束です。

(エペソ人へ手紙6章2~3節)


【メッセージ要旨】

「主にある幸いな親子関係」エペソ人への手紙614(新約391)

今朝は昨年11月に子ども祝福式の日の礼拝でも見た箇所ですが、先週に引き続き、改めてエペソ人への手紙614節から神に祝福された幸いな人生を生きるために大切な事を学びましょう。それは身近な親子関係にあります。親子関係は信仰生活、教会生活と無関係ではなく、むしろ密接な関係にあり、教会においても大事な関係です。先週、先々週と主にある夫婦関係について見ました。それは521節、「キリストを恐れて、互いに従い合いなさい」の適用でもある事を見ました。さらにこの事は親子関係にも適用されます。キリスト様が親と子、双方の罪のために身代わりに死ぬほどに愛しておられます。その主イエス様の愛への畏敬の念をもって、親は子どもを神の愛に倣いつつ、愛と忍耐をもって養い育てる。その中で子どもは親を敬い倣い従い、育てられていきます。

1.子どもたちが幸せになるために~子どもたちへの命令と約束(1~3)

61節をご覧ください。子どもたちよ。主にあって自分の両親に従いなさい。これは正しいことなのです。」。「主にあって」とはキリストと結ばれて一つとされ、キリストに倣う者として、という事です。そのような者として「両親に従うこと」は神様の御心にかなう「正しい事」ですそこにはまず模範として、父なる神と子なる神との正しい親子関係があります。この命令には主の祝福の報いが伴います。23節。『「あなたの父と母を敬え。」これは第一の戒めであり、約束を伴ったものです。すなわち、「そうしたら、あなたはしあわせになり、地上で長生きする。」という約束です。「あなたの父と母を敬え」。これはモーセの十誡の中の一つで、人間関係に関する最初の教えです(参照;出2012)。そこに神を愛し人を愛する、しあわせな人生と地上での長生きが約束されています(申命記6・2~3)。

一方、その神様の祝福と幸いな正しいご命令に従えない自分がいます。しかしその解決もまた「主にあって」です。すなわち罪からの救い主イエス・キリストを信じる信仰によって、イエス様に心の中に住んで頂き、主として王として導いて頂く事によって、聖霊に導かれ(ガラ516)、聖霊に満たされ(518)、イエス様のように両親を愛する愛の人生を送れます。主なる神様がいつも共にいて守り導いて下さいます。そこに幸いと祝福があります。

罪と滅びからお救い下さる主イエス様を信じて、罪のゆるしを頂き、罪からの救い、きよめを頂きながら、両親を愛し、敬う事ができるようにして頂けるのです。そこには親に逆らう場合の人生よりも、この地上において確実によりよい人生、しあわせがあり、長生きする人生があります。また、信仰者である親から、主イエス様への信仰に倣い、自らも主イエス様を信じて、主にある人生を歩むならば、その人には永遠のいのちが保証されています。測り知れない神様のお心の中で、たとい、若くして息を引き取る事があったとしても、主イエス様を信じる者には永遠のいのちが与えられているのです。

2.親たちへの子育てにおける神の教え(4)

神様は同時にその親たちにも命令しています。「父たちよ。自分の子どもたちを怒らせてはいけません。むしろ、主の教育と訓戒によって育てなさい。」(4)。当時、父親の権力は絶大で子を父の意のままにできたそうですが、聖書はおよそ2000年前から子どもを不当に扱う虐待等の親権乱用を戒めつつ、「主の教育と訓戒によって」育てなさいと書いています。主が子どもを愛して養育するように、子どもを教育し訓戒し養育していくという事です。

親自身がまず主イエス様を信じて救われ、主の愛と恵と慈しみを頂きながら、主の愛と教えを学び、主に倣い従いつつ、主の教えに従って、主と共に、愛と恵と慈しみをもって子を育てる。主からの慰めと励ましを親自身が頂きながら、主に助けられながら、子を養育していくという事です。

子は親の背中を見て育つといいます。そして、夫婦は一体です。そのかしらは夫です。夫は無責任である事もできません。両親は52133節にあるように夫婦が一体となって愛し合いつつ、その中で子を愛し育てる。子は親を敬い従い、親子で一緒に主に従う。そこに親子関係の真の幸いがあります。親としてこのみことばを真摯に受け止め、悔い改めるべきは悔い改め、主イエス様を信じて罪の赦しときよめを頂きつつ、主の恵みの中で全てを益に変えたもう主の最善の御手を信じて、親子関係の祝福に取り組みましょう。

(祈り)天の父なる神様。主に祝福された幸せな人生を歩むためにも、神を愛し親を敬い従う子に育てられますように。親自身がまず主に信頼し従い、健全な愛をもって、子どもを教え導き、養育できますようにお助け下さい。イエス様によって、アーメン。

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2022年2月4日金曜日

2月13日礼拝説教要旨・録画「主イエス様の愛の模範にならう」エペソ人への手紙5章25~33節


2月12日(土)の掲示板

☆(先聖日)2月13日(日)第二主日 第一礼拝(録画)

   *下の写真をクリックしてください。なお枠の下に説教要旨が掲載されています。  

【2月13日(日)の礼拝説教中心聖句】

「夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自分を献げられたように、あなたがたも妻を愛しなさい。」(エペソ人へ手紙5章25節)


2月13日(日)の礼拝説教要旨】

主イエス様の愛の模範にならう」エペソ人への手紙5章25~33節(新約p391

今日はエペソ人への手紙5章25節~33節から学びます。521節からは人間関係について記され、夫婦関係(2133)、親子関係(614)、社会生活(6・5~9)と続きます。今朝は先週に引き続き、夫婦の模範でもあるイエス・キリストと教会の関係から結婚関係、夫婦関係について学びます。

1.夫の模範はキリスト様 (2527)

25節からは夫の責務が示されます。その模範は主イエス・キリスト様です。「夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自分を献げられたように、あなたがたも妻を愛しなさい。」(25)イエス様が十字架で身代わりに死ぬほどに教会を愛されたように、命がけの愛をもって夫は自分の妻を愛しなさいとの勧めです。妻の従順は夫の愛によって育まれます(小畑進)。

イエス様が十字架に身代わりに死ぬほどまでの教会を愛したのは2627節にある通り、「キリストがそうされたのは、みことばにより、水の洗いをもって、教会をきよめて聖なるものとするためであり、ご自分で、しみや、しわや、そのようなものが何一つない、聖なるもの、傷のないものとなった栄光の教会を、ご自分の前に立たせるためです。」(2627)。キリストが教会を愛し、教会のためにご自分を献げられたのは教会を罪から救うためであり、聖いものとし、栄化された教会を「ご自分の前に立たせる」ためです。これは「側に立たせる」という意味があります。キリストは教会を御自分のそば近くに永遠に置くために、身代りに十字架にかかり、教会を教え導き整え、聖なる栄光の存在とするのです。キリストは御自身にふさわしい存在とするために教会を選び、召し、救い、整えるのです。それは教会を愛しているからです。ご自分のものとして、さらには「自分自身として」と言っても過言ではないほどに教会を愛しているからです。これは夫の模範です。

 

2.夫が妻を愛する理由(2833

夫が妻を愛するその理由。それは第一に、夫と妻の関係の模範である主イエス様と教会の関係が愛だからです。ですから夫も妻を自分のからだを愛するように愛するのです。「同様に夫たちも、自分の妻を自分のからだのように愛さなければなりません。自分の妻を愛する人は自分自身を愛しているのです。いまだかつて自分の身を憎んだ人はいません。むしろ、それを養い育てます。キリストも教会に対してそのようになさるのです。」(2829)

第二に夫婦は一体であり、妻は夫自身だからです。『私たちはキリストのからだの部分だからです。「それゆえ、男は父と母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりは一体となるのである。」』(3031)創世記224にある通りです。夫婦が一体であるようにキリストと教会も一体とされています。「この奥義は偉大です。私は、キリストと教会を指して言っているのです。」(32)

ですから夫婦は、キリスト様と教会の愛と一体的な関係を模範として、お互いが一つの体であるがゆえに自分自身を愛するように互いに愛し合うのです。「それはそれとして、あなたがたもそれぞれ、自分の妻を自分と同じように愛しなさい。妻もまた、自分の夫を敬いなさい。」(33)キリストの愛を受けてキリストに従い倣いつつ、互いに愛し合い、仕え合うのです。

キリストは十字架で身代わりに死なれるほどの命がけの愛で私たち教会を愛して、聖なる栄光の存在へと救い、導き、整えて下さいます。私たちはキリストの花嫁なる教会、キリストのからだの一部として、キリストの愛を受け取り、その愛に応答して、主イエス様に信頼し従って参りましょう。イエス・キリスト様は私たちを愛し、寄り添い、守り導き、育てて下さいます。

そしてその愛を受けつつ配偶者、家族、全ての隣人を愛しましょう。家族関係の中核は夫婦関係です。夫婦の模範でもある、主イエス・キリスト様と教会の関係に学び、キリスト様がどのように教会を愛したか、また教会がどのようにキリスト様に従うべきかを学んで夫婦関係に生かしたいものです。しかしそれは主イエス様を信じて、主イエス様と固く結ばれて、イエス様の愛と力を受けなければ不可能な事です。私たちは自らが神様に喜ばれる者として歩む為に、さらには家族関係の中核である夫婦関係の祝福の為にも、日々、主イエス・キリストを信頼して心からイエス様に自らを献げて礼拝し、祈りつつ主イエス・キリストの愛の模範に倣い、教えられ、従って参りましょう。

(祈り)天の父なる神様。あなたの独り子イエス様は教会を愛し、夫達の模範となって下さいました。主イエス様の愛と模範に倣い従います。アーメン。

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