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2022年2月18日金曜日

2月20日(日)礼拝説教要旨・録画「主にある幸いな親子関係」エペソ人への手紙6章1~4節

2月20日(日)第三主日 第一礼拝録画配信 

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【今日の聖書のお言葉】

『「あなたの父と母を敬え。」これは第一の戒めであり、約束を伴ったものです。

すなわち、「そうしたら、あなたはしあわせになり、地上で長生きする。」という約束です。

(エペソ人へ手紙6章2~3節)


【メッセージ要旨】

「主にある幸いな親子関係」エペソ人への手紙614(新約391)

今朝は昨年11月に子ども祝福式の日の礼拝でも見た箇所ですが、先週に引き続き、改めてエペソ人への手紙614節から神に祝福された幸いな人生を生きるために大切な事を学びましょう。それは身近な親子関係にあります。親子関係は信仰生活、教会生活と無関係ではなく、むしろ密接な関係にあり、教会においても大事な関係です。先週、先々週と主にある夫婦関係について見ました。それは521節、「キリストを恐れて、互いに従い合いなさい」の適用でもある事を見ました。さらにこの事は親子関係にも適用されます。キリスト様が親と子、双方の罪のために身代わりに死ぬほどに愛しておられます。その主イエス様の愛への畏敬の念をもって、親は子どもを神の愛に倣いつつ、愛と忍耐をもって養い育てる。その中で子どもは親を敬い倣い従い、育てられていきます。

1.子どもたちが幸せになるために~子どもたちへの命令と約束(1~3)

61節をご覧ください。子どもたちよ。主にあって自分の両親に従いなさい。これは正しいことなのです。」。「主にあって」とはキリストと結ばれて一つとされ、キリストに倣う者として、という事です。そのような者として「両親に従うこと」は神様の御心にかなう「正しい事」ですそこにはまず模範として、父なる神と子なる神との正しい親子関係があります。この命令には主の祝福の報いが伴います。23節。『「あなたの父と母を敬え。」これは第一の戒めであり、約束を伴ったものです。すなわち、「そうしたら、あなたはしあわせになり、地上で長生きする。」という約束です。「あなたの父と母を敬え」。これはモーセの十誡の中の一つで、人間関係に関する最初の教えです(参照;出2012)。そこに神を愛し人を愛する、しあわせな人生と地上での長生きが約束されています(申命記6・2~3)。

一方、その神様の祝福と幸いな正しいご命令に従えない自分がいます。しかしその解決もまた「主にあって」です。すなわち罪からの救い主イエス・キリストを信じる信仰によって、イエス様に心の中に住んで頂き、主として王として導いて頂く事によって、聖霊に導かれ(ガラ516)、聖霊に満たされ(518)、イエス様のように両親を愛する愛の人生を送れます。主なる神様がいつも共にいて守り導いて下さいます。そこに幸いと祝福があります。

罪と滅びからお救い下さる主イエス様を信じて、罪のゆるしを頂き、罪からの救い、きよめを頂きながら、両親を愛し、敬う事ができるようにして頂けるのです。そこには親に逆らう場合の人生よりも、この地上において確実によりよい人生、しあわせがあり、長生きする人生があります。また、信仰者である親から、主イエス様への信仰に倣い、自らも主イエス様を信じて、主にある人生を歩むならば、その人には永遠のいのちが保証されています。測り知れない神様のお心の中で、たとい、若くして息を引き取る事があったとしても、主イエス様を信じる者には永遠のいのちが与えられているのです。

2.親たちへの子育てにおける神の教え(4)

神様は同時にその親たちにも命令しています。「父たちよ。自分の子どもたちを怒らせてはいけません。むしろ、主の教育と訓戒によって育てなさい。」(4)。当時、父親の権力は絶大で子を父の意のままにできたそうですが、聖書はおよそ2000年前から子どもを不当に扱う虐待等の親権乱用を戒めつつ、「主の教育と訓戒によって」育てなさいと書いています。主が子どもを愛して養育するように、子どもを教育し訓戒し養育していくという事です。

親自身がまず主イエス様を信じて救われ、主の愛と恵と慈しみを頂きながら、主の愛と教えを学び、主に倣い従いつつ、主の教えに従って、主と共に、愛と恵と慈しみをもって子を育てる。主からの慰めと励ましを親自身が頂きながら、主に助けられながら、子を養育していくという事です。

子は親の背中を見て育つといいます。そして、夫婦は一体です。そのかしらは夫です。夫は無責任である事もできません。両親は52133節にあるように夫婦が一体となって愛し合いつつ、その中で子を愛し育てる。子は親を敬い従い、親子で一緒に主に従う。そこに親子関係の真の幸いがあります。親としてこのみことばを真摯に受け止め、悔い改めるべきは悔い改め、主イエス様を信じて罪の赦しときよめを頂きつつ、主の恵みの中で全てを益に変えたもう主の最善の御手を信じて、親子関係の祝福に取り組みましょう。

(祈り)天の父なる神様。主に祝福された幸せな人生を歩むためにも、神を愛し親を敬い従う子に育てられますように。親自身がまず主に信頼し従い、健全な愛をもって、子どもを教え導き、養育できますようにお助け下さい。イエス様によって、アーメン。

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