☆(先聖日)2月13日(日)第二主日 第一礼拝(録画)
*下の写真をクリックしてください。なお枠の下に説教要旨が掲載されています。
「夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自分を献げられたように、あなたがたも妻を愛しなさい。」(エペソ人へ手紙5章25節)
【2月13日(日)の礼拝説教要旨】
「主イエス様の愛の模範にならう」エペソ人への手紙5章25~33節(新約p391)
今日はエペソ人への手紙5章25節~33節から学びます。5章21節からは人間関係について記され、夫婦関係(21~33)、親子関係(6・1~4)、社会生活(6・5~9)と続きます。今朝は先週に引き続き、夫婦の模範でもあるイエス・キリストと教会の関係から結婚関係、夫婦関係について学びます。
1.夫の模範はキリスト様 (25~27)
25節からは夫の責務が示されます。その模範は主イエス・キリスト様です。「夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自分を献げられたように、あなたがたも妻を愛しなさい。」(25)。イエス様が十字架で身代わりに死ぬほどに教会を愛されたように、命がけの愛をもって夫は自分の妻を愛しなさいとの勧めです。妻の従順は夫の愛によって育まれます(小畑進)。
イエス様が十字架に身代わりに死ぬほどまでの教会を愛したのは26~27節にある通り、「キリストがそうされたのは、みことばにより、水の洗いをもって、教会をきよめて聖なるものとするためであり、ご自分で、しみや、しわや、そのようなものが何一つない、聖なるもの、傷のないものとなった栄光の教会を、ご自分の前に立たせるためです。」(26~27)。キリストが教会を愛し、教会のためにご自分を献げられたのは教会を罪から救うためであり、聖いものとし、栄化された教会を「ご自分の前に立たせる」ためです。これは「側に立たせる」という意味があります。キリストは教会を御自分のそば近くに永遠に置くために、身代りに十字架にかかり、教会を教え導き整え、聖なる栄光の存在とするのです。キリストは御自身にふさわしい存在とするために教会を選び、召し、救い、整えるのです。それは教会を愛しているからです。ご自分のものとして、さらには「自分自身として」と言っても過言ではないほどに教会を愛しているからです。これは夫の模範です。
2.夫が妻を愛する理由(28~33)
夫が妻を愛するその理由。それは第一に、夫と妻の関係の模範である主イエス様と教会の関係が愛だからです。ですから夫も妻を自分のからだを愛するように愛するのです。「同様に夫たちも、自分の妻を自分のからだのように愛さなければなりません。自分の妻を愛する人は自分自身を愛しているのです。いまだかつて自分の身を憎んだ人はいません。むしろ、それを養い育てます。キリストも教会に対してそのようになさるのです。」(28~29)。
第二に夫婦は一体であり、妻は夫自身だからです。『私たちはキリストのからだの部分だからです。「それゆえ、男は父と母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりは一体となるのである。」』(30~31)。創世記2・24にある通りです。夫婦が一体であるようにキリストと教会も一体とされています。「この奥義は偉大です。私は、キリストと教会を指して言っているのです。」(32)。
ですから夫婦は、キリスト様と教会の愛と一体的な関係を模範として、お互いが一つの体であるがゆえに自分自身を愛するように互いに愛し合うのです。「それはそれとして、あなたがたもそれぞれ、自分の妻を自分と同じように愛しなさい。妻もまた、自分の夫を敬いなさい。」(33)。キリストの愛を受けてキリストに従い倣いつつ、互いに愛し合い、仕え合うのです。
キリストは十字架で身代わりに死なれるほどの命がけの愛で私たち教会を愛して、聖なる栄光の存在へと救い、導き、整えて下さいます。私たちはキリストの花嫁なる教会、キリストのからだの一部として、キリストの愛を受け取り、その愛に応答して、主イエス様に信頼し従って参りましょう。イエス・キリスト様は私たちを愛し、寄り添い、守り導き、育てて下さいます。
そしてその愛を受けつつ配偶者、家族、全ての隣人を愛しましょう。家族関係の中核は夫婦関係です。夫婦の模範でもある、主イエス・キリスト様と教会の関係に学び、キリスト様がどのように教会を愛したか、また教会がどのようにキリスト様に従うべきかを学んで夫婦関係に生かしたいものです。しかしそれは主イエス様を信じて、主イエス様と固く結ばれて、イエス様の愛と力を受けなければ不可能な事です。私たちは自らが神様に喜ばれる者として歩む為に、さらには家族関係の中核である夫婦関係の祝福の為にも、日々、主イエス・キリストを信頼して心からイエス様に自らを献げて礼拝し、祈りつつ主イエス・キリストの愛の模範に倣い、教えられ、従って参りましょう。
(祈り)天の父なる神様。あなたの独り子イエス様は教会を愛し、夫達の模範となって下さいました。主イエス様の愛と模範に倣い従います。アーメン。
*メッセージについてのご質問、ご意見などございましたら、どうぞ、ご遠慮なく、ご連絡下さい。📲
→【ご連絡先】☎095(870)7200 📲080-6322-5554(牧師直通電話)
e-mail nagasakimegumich@gmail.com
0 件のコメント:
コメントを投稿