あじさいの季節になりました
基本集会のご案内
〇日曜礼拝(毎週日曜日、毎朝行っています)
第一礼拝(初めての方向け)午前9時30分~10時頃
*youtubeでライブ配信しております(限定公開)。ライブ配信後は録画配信としてご視聴できます。
*回線不具合等により、配信開始が遅くなる場合や配信ができない場合もあります。あらかじめご了承ください。
*説教者のみを撮影して配信しています。会衆は映りません。
*視聴される方は↓の写真をクリックしてください。「youtubeで見る」という文字が写真内に出た場合はそちらをクリックしてください。
第二礼拝 午前10時30分~11時30分頃
*個別礼拝(午後等)をご希望の方はご相談下さい。
〇教会学校(子ども)は本日から再開します。午前9時半~10時頃
〇聖書研究祈り会 毎週水曜日 午前10時30分~11時30分頃
☆6月8日(水)聖書研究祈り会10:30am
*各集会は全て無料ですが礼拝では自由献金の時があります(強制ではなく自由です)。
☆「やさしい聖書の学び」(お申し込み随時受付中)*ご都合の良いお時間で聖書を学べます。オンラインでも個別にも対応致します。ご遠慮なくご相談下さい。
*その他、ご質問、ご相談などございましたら、メールやお電話にてお尋ねください。【ご連絡先】☎095(870)7200 または 📲080-6322-5554(牧師直通電話) e-mail nagasakimegumich@gmail.com まで。
六月第一主日 ペンテコステ(聖霊降臨日)礼拝
前 奏
頌 栄 あめつちこぞりて(新聖歌60・ゴスペル2) (起立)
主の祈り (下記載)
祈 祷 司会者 (着席)
使徒信条(下記載)
聖 書 使徒の働き2章1~4節(新約p233~234) 司会者
メッセージ 「聖霊に満たされ、導かれて生きる」 後藤 健一師
讃 美 聖霊来れり(新聖歌416) (起立)
献 金
頌 栄 父・ 御子・ 御霊 (新聖歌63・ゴスペル3) (起立)
祝 祷 牧 師
*交読文とSGは割愛し、讃美歌も一曲減らしております(コロナ感染対策)
主の祈り
天にまします我らの父よ、ねがわくはみ名をあがめさせたまえ、
み国を来らせたまえ、みこころの天になるごとく地にもなさせたまえ、
我らの日用の糧を、今日も与えたまえ、我らに罪をおかす者を我らがゆるすごとく、我らの罪をもゆるしたまえ、我らをこころみにあわせず、悪より救い出したまえ、
国とちからと栄えとは 限りなく なんじのものなればなり、アーメン。
使徒信条
我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女マリヤより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、天にのぼり、全能の父なる神の右に座したまえり。かしこより来たりて、 生ける者と死にたる者とを審きたまわん。我は聖霊を信ず。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体のよみがえり、永遠(とこしえ)の生命(いのち)を信ず。アーメン。
【今日の聖句】
「すると皆が聖霊に満たされ、御霊が語らせるままに、他国のいろいろなことばで話し始めた。」 使徒の働き2章4節
「聖霊に満たされ、導かれて生きる」使徒2・1~4(新約233~234頁)
今日は教会歴ではペンテコステ(聖霊降臨日)です。ペンテコステは約束の聖霊が初代の教会に最初に臨まれ、教会が聖霊に満たされた事を記念する日です。今年のペンテコステも、改めて、聖霊が初代教会に豊かにお臨み下さった事を覚えて、また現代の教会にもお臨み下さる事を信じて、心から感謝し喜びましょう。
1.聖霊に導かれて生きる(使徒2・1~4)
使徒2章1~4節は聖霊の神様が初代教会に最初に臨まれた時の出来事が記されています。この時の弟子達は苦境の中にありました。イエス様の弟子たちを邪魔して、教会を押しつぶそうとする当時のユダヤ教の宗教指導者たちのプレッシャーや、経済的困難もありました。弟子たちはこのような苦境の中で主に信頼し、主のお言葉に従い、主のお約束の聖霊を待ち望んでいました。共に心合わせて祈り合いながら、約束の聖霊を待ち望んでいました。そこについに主イエス様の約束の聖霊が一人一人に、みんなに満ちて下さったのです(使2・1~4)。
「風」は旧約聖書において神の霊を表すものでした。まさに天からの息吹が吹き込まれるようにして聖霊が弟子たちに吹き込まれて教会は息を吹き返したのでした。ここに「炎のような舌が分かれて現れ」(3)とあります。一つの御霊が各々に臨んだ事を示しています。「炎」とはモーセが燃える柴で示されたように神が共におられるご臨在を示すしるしでした。これらの現象は神の霊が弟子たちに臨まれた事を示すしるしとしてこの時、特別に示されたものと思われます。
聖霊の降臨はイエス様の約束の成就です。使徒の働き1章8節。「聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります」。聖霊によって救い主イエス様を証しさせて頂く力が与えられます。迫害の中でも、イエス様と主の愛の教えに従う力が聖霊によって与えられます。そのような生き方は聖霊様とその助けとがどうしても必要なのです。この時、神に祈り続ける中で、悔い改めて、イエス様に全く信頼し、明け渡し、お従いしていく人に聖霊が臨んだのです。もちろんイエス様を信じる人の心に聖霊様はすでに生きておられます。共にいて慰め励まし助けて下さいます。さらには、主に全く信頼し、明け渡して、従う人に、聖霊様が臨まれ、満たされるのです。約束の聖霊に満たされた弟子たちはこの時、「御霊が語らせるままに」話しだしました(4)。神様はご自身に信頼し明け渡して従う者を通して、さらに豊かに御業をなされます。主イエスを信じ聖霊が主導されるその導きに明け渡し、従う備えのできている者に聖霊が臨まれ、満たされました。そして、弟子たちは聖霊に導かれつつ、聖霊と共に働きます。
今日、誰もがこのように外国語が話せたり、特別な言葉が話せたりするとは限りません。ただ共通する事は「御霊が…ままに」(4)生きるという点です。そのように生きる時、どんな時にも聖霊による愛、喜び、平和、寛容、慈愛、善意、忠実、柔和、自制という愛の実が伴います(ガラテヤ5・22~23)。弟子達は聖霊によって一致して宣教の為に立ち上がり、人々の心に福音を伝える事ができました(14)。それは聖霊による事でした。そして、主への全き信頼と愛、主からの愛をもって敵をも愛する愛がそれをさせました。その愛も聖霊の結実です。
ペテロをはじめ弟子達は一度はイエス様を置いて逃亡した人たちでした。ですから、この力は弟子たちのものではなく、まさに聖霊の賜物です(ガラテヤ5・22~23、ヨハネ14・26、15・26~27、16・8)。この結果、主イエス様を十字架に追いやった人々が、大勢悔い改めて回心したのです(使徒2・41~47)。
2.聖霊に満たされて生きる(エペソ5・18)
「御霊に満たされなさい」(エペソ5・18)と神様は今も聖書を通してすべてのクリスチャンに示しておられます。これは「満たされ続けなさい」という事です。様々な困難に、現代に生きる私たちもまた今日、直面しています。だからこそ私達は主イエスとそのお言葉に信頼しつつ、助け主、慰め主であられる、聖霊に助けて頂き、慰めて頂き、励まして頂き、導いて頂きながら、神様の愛と恵みの中で、御霊の満たしとお導きをいつも、共に心を合わせて、祈り続けましょう。耐えられない試練には会わせないどころか、いつも私たちの道となって助け導いて下さる主に信頼しつつ、悔い改めるべきところは悔い改め、主に明け渡し、従い続けましょう。そこに豊かな愛の実が結ばれていきます。