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2022年5月12日木曜日

5月15日(日)礼拝録画配信&説教要旨「神の子どもらしく生きる~平和をつくる者として~」 (マタイの福音書5章9節)

〇日曜礼拝(毎週日曜日、毎朝行っています)*5月15日(日)はオンラインでの礼拝のみ。

第一礼拝ライブ配信 午前930分~10頃 *5月15日(日)はオンラインでの礼拝のみ。*youtubeでライブ配信しております(限定公開)。ライブ配信後は録画配信としてご視聴できます。*説教者のみを撮影して配信しています。会衆は映りません。視聴される方は↓の写真をクリックしてください。「youtubeで見る」という文字が写真内に出た場合はそちらをクリックしてください。

*照明の関係で今回は顔が見づらくなって申し訳ありません。次聖日からは改善しています。

                                       

第二礼拝ライブ配信  午前1030分~1130分頃 *5月15日(日)はオンラインでの礼拝のみ。*第一礼拝よりも少し長めに詳しくお話をします。この度は新型コロナ感染防止のため、オンラインのみでの開催です。*youtubeでライブ配信しております(限定公開)。ライブ配信後は録画配信としてご視聴できます。*説教者のみを撮影して配信しています。会衆は映りません。視聴される方は↓の写真をクリックしてください。「youtubeで見る」という文字が写真内に出た場合はそちらをクリックしてください。

*照明の関係で今回は顔が見づらくなって申し訳ありません。次聖日からは改善しています。

【ご連絡先】☎095(870)7200 または 📲080-6322-5554(牧師直通電話) e-mail nagasakimegumich@gmail.com まで。

〇聖書研究祈り会 毎週水曜日 午前1030分~1130分頃

 5月18日(水)はライン電話のみでの集会となっております。ご了承ください。会堂に集まっての通常開催は5月25日(水)からの予定です。


       五月第三主日礼拝順序  

前 奏                            

頌 栄       あめつちこぞりて(新聖歌60・ゴスペル2)          (起立)

主の祈り     (下記載)                             

祈 祷                              司会者 (着席)

使徒信条    (下記載)

聖 書     マタイの福音書5章9節(新約p6)             司会者

メッセージ  神の子どもらしく生きる~平和をつくる者として~」 後藤  健一

讃 美    神さまありがとう(新聖歌484            (起立)                                            

献 金                                                                                   

頌 栄      父・ 御子・ 御霊  (新聖歌63・ゴスペル3)            (起立) 

 祷                                      牧 師

主の祈り

天にまします我らの父よ、ねがわくはみ名をあがめさせたまえ、

み国を来らせたまえ、みこころの天になるごとく地にもなさせたまえ、

我らの日用の糧を、今日も与えたまえ、我らに罪をおかす者を我らがゆるすごとく、我らの罪をもゆるしたまえ、我らをこころみにあわせず、悪より救い出したまえ、

国とちからと栄えとは 限りなく なんじのものなればなり、アーメン。


使徒信条

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女マリヤより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、天にのぼり、全能の父なる神の右に座したまえり。かしこより来たりて、 生ける者と死にたる者とを審きたまわん。我は聖霊を信ず。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体のよみがえり、永遠(とこしえ)の生命(いのち)を信ず。アーメン。


【中心聖句】

「平和をつくる者は幸いです。その人たちは神の子どもと  呼ばれるからです。」(マタイの福音書5章9節)


【説教要旨】

「神の子どもらしく生きる~平和をつくる者として~」マタイ5章9節(新約6頁)

今朝も主イエス様の山上の説教に聴きます。特に5章9節に注目します。

1.今日の御言葉の背景 ~これまでのあらすじ~(マタイ4・17~5・8)

改めて8節までのあらすじを振り返りましょう。主イエス様のそば近くに弟子たちが集まり、その周りに先の群衆が取り囲んで聴いている中で(5・1)、まず、主イエス様は幸いな人について繰り返し教えてお語りになりました(マタイ5・1~2)。有名な山上の説教です。その教えには神の権威がありました(7・29)。

まず34節では、心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人たちのものだからです。悲しむ者は幸いです。その人たちは慰められるからです。と語られます。まず自分の罪や足らなさという心の貧しさを自覚し、それを悲しみ、救いを求めて主イエス・キリストに信頼します。そして神のご支配(天の御国)に受け入れられて救われます。そして主なる神からの慰めを受けます。だから幸いなのです。この「幸いです」は主イエス・キリストの救いにあずかった人たちだけに与えられるキリストの弟子の性質と祝福を指しています(ウェスレアン聖書注解p32)。イエス様は全ての人をその幸いに招いておられます(マタイ11・28~30)

5節では「柔和な者は幸いです。その人たちは地を受け継ぐからです」と語られます。柔和な者とは主イエスを信じて救われ、神に慰められ、神とその御旨に信頼して忍耐深く従う人です。その人は「地を受け継ぐ」。すなわち、神の国の嗣業を受け継ぐのです。6節は義に飢え渇く者は幸いです。その人たちは満ち足りるからです「飢え渇く」は強調表現で「渇望」の意。ここでの「義」とは「神のとの正しい関係」、「救い」、「きよめ」(キリストの様に生きる事)、さらに神ご自身です。霊的渇望は本質的に誰もが抱えていて、唯一真の神によってのみ満たすことできます。そして神の恵みの豊かさ故に、さらに神を慕い求めるようになります。そしてその渇望は神によって満たされるので「幸いです」

7節。「あわれみ深い者は幸いです。その人たちはあわれみを受けるからです」と語られますこれは憐みの気持ちだけでなく、実際に必要に応える行動を伴う憐みです。神の憐みは神の独り子イエス様をも与える程の最高の憐みです(ヨハネ316主イエス・キリスト様を信じて、この神の憐みを知った人は、神様の愛と赦しを受け取って「あわれみ深い者」と変えられていきます。その「あわれみ深い者」を神様はさらに憐れんでお恵み下さり、良くして下さいます。

8節。「心のきよい者は幸いです。その人たちは神を見るからです」。「神を見る」とは第一に、この世で心で霊的・人格的に神を知るという事です。第二に、天国で神と顔を合わせて見るという事です。「神を見る」人とは「心のきよい者」です。罪は神との関係を損ない、神を知る事を妨げます(イザヤ592。人はその罪の故に「心のきよい者」に自分の力でなれません。しかし主なる神はその解決として、独り子の神である主イエス様をこの罪の世に遣わします。独り子なる神、主イエス様は私たち全人類の罪を身代わりに背負って、十字架で父なる神の怒りの刑罰を身代わりに受け血を流して死なれます。この主イエス様の十字架の死によって主イエス様を信じる者の罪が赦され、きよめられる道が開かれました。

主イエス様を信じて心に主イエス様を主として王としてお迎えする時から御子イエスの血は罪をきよめ続け(Ⅰヨハネ1・7)、同時に、その人の心の中に神の聖霊が宿り、心をきよめてゆかれます。そしてその人も聖霊のお導きとお働きとにより、自らの二心を悔い改めて一心に主なる神を求める時、「心のきよい者」と神がして下さり、この世でも神を霊的人格的に知り、幸いになります。

2.神の子どもらしく生きる~平和をつくる者として~(マタイ5・9)

9節。「平和をつくる者は幸いです。その人たちは神の子どもと呼ばれるからです。」。「平和」とはヘブル語で「シャローム」で「人間の最高の幸福をつくり出すすべてのもの」とユダヤ人は理解していました。この「平和」の根源は神にあり、父なる神に遣わされた主イエス様はまさに「平和をつくる者」です(ローマ5・1,エペソ21518。参照;新聖書注解)。主イエス様を信じる者は、主イエス様の十字架での身代わりの死の故に、罪の赦しと神との和解と平和にあずかります。そして聖霊によって神とその御旨に従う「柔和な者」(5)となり、神と共に働いて「平和をつくる者」とされ「神の子ども」と呼ばれる様になるので幸いです。「神の子ども」とは「父なる神の性質を持つ者」の意味です。

(祈り)父なる神様。あなたに罪を犯して滅びに向かっていた私たちを憐み、あなたの方から和解の手を差し伸べて下さり、そのために御子を犠牲として下さり感謝致します。どうか私たちをさらに、あなたの子どもにふさわしい「平和をつくる者」にして下さい。アーメン。

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