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2022年6月15日水曜日

6月19日(日)礼拝メッセージ録画動画&説教要旨「父親の子らしさが現れるのはどんな時?」マタイの福音書5章43~48節

父の日記念のプレゼントとして教会学校で子どもたちが作ったペーパーウェイト

〇日曜礼拝(毎週日曜日、毎朝行っています)

第一礼拝(お話は第二礼拝よりも短めです)午前930分~10頃 

*youtubeでライブ配信しております(限定公開)。ライブ配信後は録画配信としてご視聴できます。

*この度は音声が小さくなっております。申し訳ありません。以後、改善致したいと思います。

*視聴される方は↓の写真をクリックしてください。「youtubeで見る」という文字が写真内に出た場合はそちらをクリックしてください。


六月第二主日礼拝 -父の日感謝-

◇礼拝の始まり5分前には心を静めて、静かにお待ちください。

♢讃美歌は心を込めつつ、声は小さめに歌いましょう(コロナ感染対策)。 

 

前 奏                            

頌 栄       あめつちこぞりて(新聖歌60・ゴスペル2)          (起立)

主の祈り     (下記載)                             

祈 祷                              司会者 (着席) 

信仰告白    使徒信条(下記載)        

聖 書      マタイの福音書5章4348節(新約p9)      司会者

メッセージ  「父親の子らしさが現れるのはどんな時?」   後藤  健一師

讃 美    主の真実はくしきかな(新聖歌20)           (起立)                                              

献 金                                                                                   

頌 栄      父・ 御子・ 御霊  (新聖歌63・ゴスペル3)            (起立) 

 祷                                      牧 師

*交読文とSGは割愛し、讃美歌も一曲減らしております(コロナ感染対策)


主の祈り

天にまします我らの父よ、ねがわくはみ名をあがめさせたまえ、

み国を来らせたまえ、みこころの天になるごとく地にもなさせたまえ、

我らの日用の糧を、今日も与えたまえ、我らに罪をおかす者を我らがゆるすごとく、我らの罪をもゆるしたまえ、我らをこころみにあわせず、悪より救い出したまえ、

国とちからと栄えとは 限りなく なんじのものなればなり、アーメン。


使徒信条

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女マリヤより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、天にのぼり、全能の父なる神の右に座したまえり。かしこより来たりて、 生ける者と死にたる者とを審きたまわん。我は聖霊を信ず。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体のよみがえり、永遠(とこしえ)の生命(いのち)を信ず。アーメン。


メッセージ聖書箇所マタイの福音書54348節(新約p9

43『あなたの隣人を愛し、あなたの敵を憎め』と言われていたのを、あなたがたは聞いています。44しかし、わたしはあなたがたに言います。自分の敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。45天におられるあなたがたの父の子どもになるためです。父はご自分の太陽を悪人にも善人にも昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからです。46自分を愛してくれる人を愛したとしても、あなたがたに何の報いがあるでしょうか。取税人でも同じことをしているではありませんか。47また、自分の兄弟にだけあいさつしたとしても、どれだけまさったことをしたことになるでしょうか。異邦人でも同じことをしているではありませんか。48ですから、あなたがたの天の父が完全であるように、完全でありなさい。

新日本聖書刊行会翻訳.新約聖書新改訳2017(新改訳聖書センター)(Kindleの位置No.691-714).INOCHINOKOTOBASHA.Kindle.


【今日の中心聖句】

「父はご自分の太陽を悪人にも善人にも昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからです。」(マタイの福音書5章45節)

【説教要旨】「父親の子らしさが現れるのはどんな時?」マタイ5・4348(新約9)

本日は父の日です。父親に感謝しましょう。また深い御心の中で、父親を与え、父親を通して私たちに恵みを与えて下さった、父なる神様に感謝しましょう。さて、子は父の性質を持って生まれます。クリスチャンも父なる神の性質を持ちます。

1.父なる神の子ども(クリスチャン)らしさ ~敵をも愛する愛~(4345

43節。「『あなたの隣人を愛し、あなたの敵を憎め』と言われていたのを、あなたがたは聞いています。」とイエス様は言われました。これが当時のユダヤ人たちの常識的な解釈、教えでした。ですから「自分の敵は憎め」というように教えられていたのです。しかし聖書にはどこにも「自分の敵を憎め」とは教えていません。神様は「隣人を愛せよ」と教えています(レビ1918)。旧約聖書の出エジプト記23・4~5には敵の迷っている牛やろばを助けるように命じる規定すらあります。しかし当時のユダヤ人社会の教えは「隣人」とは「同胞であるユダヤ人だけ」を指すと解釈し、「他のあらゆる民族を、異邦人であり敵であると思え」と解釈されていました。隣人愛の対象から、これらの「敵」は除外されていたのです。私たちの常識や考えの中に、聖書が本当に言っている事と違う事が混ざっているところはないでしょうか。実際生活、現状とつじつまの合うように、聖書の教えをどこかで薄めている事はないでしょうか。もし、そういうところがあるならば、聖書の教えに照らして、悔い改めていかねばなりません。

この点、主イエス様は神の権威をもって言います。44節。「しかし、わたしはあなたがたに言います。自分の敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい」ルカ6・2728では「あなたがたの敵を愛しなさい。あなたがたを憎む者たちに善を行いなさい。あなたがたを呪う者たちを祝福しなさい。あなたがたを侮辱する者たちのために祈りなさい。」とあります!主イエス様の教えは当時の常識にとらわれず、神様の御心をはっきりと示しました。自分を愛するようにあなたの隣人を愛せよ、は聖書の教えであり、その正しい解釈は敵をも愛する愛でした。イエス様は本来の神の教えを明確に示しました。隣人から敵を排除するのではなく、全ての人を愛する愛(ヨハネ316。これが聖書の教える隣人愛です。

そして主イエス様は「自分の敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。」と命じた直後に言われました。45節。口語訳では「こうして、天にいますあなたがたの父の子となるためである。」。「なる」と訳されている言葉は「…であることを示す」、「…らしくする」とも訳せます。また「こうして」〈口語〉と訳された言葉は「…するために」とも訳せます。「子」は「性質の所有者、所属者」という意味もあります。そこで私は次のように私訳しました(ご参考まで)。「自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい。天にいますあなたがたの父の子どもとしての性質を持つ者らしくするために」。イエス・キリストを信じて、神の子としての性質を聖霊によって頂いたものにふさわしく、父の子らしさが現れるのは、敵をも愛し、迫害する者のために祈る時なのです。なぜでしょうか?それは主なる神がそのようにしているからです。45節後半。「父はご自分の太陽を悪人にも善人にも昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからです。。主イエス様は十字架の上で自分を殺す者達のために、「父よ、彼らをお赦しください」(ルカ2334ととりなし祈りました。敵を愛し迫害する者のために祈ったのです。主であり、師であり、神の実子であるイエス様がそうされました。これは私たちの模範です。この愛こそ、父なる神の子どもとしての性質を持つ者たちにふさわしいのです。父なる神とその御子がそうだからです。

2.天の父が完全であるように完全であれとはどういう事?(4648

続いて4647節。「自分を愛してくれる人を愛したとしても、あなたがたに何の報いがあるでしょうか。取税人でも同じことをしているではありませんか。また、自分の兄弟にだけあいさつしたとしても、どれだけまさったことをしたことになるでしょうか。異邦人でも同じことをしているではありませんか。」。しかし敵をも愛し、迫害する者のために祈るのは、まぎれもなく、父なる神の子であるしるしです。それは父なる神がそうだからです。48節。「ですから、あなたがたの天の父が完全であるように、完全でありなさい。」ルカ6・36では「あなたがたの父があわれみ深いように、あなたがたも、あわれみ深くなりなさい」とあります。私たちも神の憐みを頂いた者として、父なる神のご性質を聖霊によって与えられた神の子ども達らしく、天の父なる神様の様に、「あわれみ深い」という意味において「全き」愛の人であらせて頂き、人を差別せずに愛しましょう。

(祈り)天の父なる神様。父親と、父親を通して与えられてきたあなたからの恵みを感謝します。私を父なる神の子どもらしく、あらせて下さい。アーメン。

*メッセージについて、ご質問などございましたら、メールやお電話にてお尋ねください。【ご連絡先】☎095(870)7200 または 📲080-6322-5554(牧師直通電話) e-mail nagasakimegumich@gmail.com まで。

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