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2022年10月15日土曜日

10月16日(日)礼拝動画&説教要旨「見えなくても働いておられる神」 エステル記4章12~17節


☆彡今日の掲示板

☆コロナ対策をしつつ集会をしております。なお3密防止のため席数10席程)が限られています。また駐車場も軽自動車4台分(実質2~3台分)と限られています。ですので、ご来会の際には事前にご連絡頂く事をお勧め致します。なおご参考までに、現在は午前9時半~の第一礼拝の集会の方が空席が十分あります。

☆コロナ感染予防のため、会堂内のマスク着用、アルコール消毒、換気の徹底、密閉、密集、密接を避ける等を実施します。ご来会の際にはご協力をお願い申し上げます。

☆ご体調のすぐれない方や、コロナの感染がご心配な方は、ご無理はなさらないで、下の方にあります、「礼拝ライブ配信または録画配信」を用いて、ご自宅にて、主なる神様を礼拝頂ければと存じます。その他、ご心配な点等やご質問等ございましたら、どうぞ、お尋ね下さい。

●当教会は歴史的にはプロテスタントの流れにある、伝統的なキリスト教会です。平和統一家庭連合(旧・統一教会)、エホバの証人(ものみの搭、王国会館)、モルモン教(末日聖徒キリスト教会)ではありませんこれらでお困りの方はご遠慮なくご相談下さい。

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基本集会のご案内

〇日曜礼拝(毎週日曜日、毎朝行っています)

第一礼拝(お話は第二礼拝よりも短めです)

午前930分~10頃 

*回線不具合等により、配信開始が遅くなる場合や配信ができない場合もあります。時折起こる回線不具合の為、第二礼拝、午後礼拝の配信となる場合もございます。あらかじめご了承ください。

*説教者のみを撮影して配信しています。会衆は映りません。

*視聴される方は↓の写真をクリックしてください。「youtubeで見る」という文字が写真内に出た場合はそちらをクリックしてください。



第二礼拝 午前1030分~1130分頃

(お話は第一礼拝よりも詳しくお話します)

〇教会学校(子ども) 午前9時半~10時頃

〇聖書研究祈り会 毎週水曜日 午前1030分~1130分頃

*各集会は全て無料ですが礼拝では自由献金の時があります(強制ではなく自由です)

「やさしい聖書の学び」(お申し込み随時受付中)*ご都合の良いお時間で聖書を学べます。オンラインでも個別にも対応致します。ご遠慮なくご相談下さい。

*その他、ご質問、ご相談などございましたら、メールやお電話にてお尋ねください。【ご連絡先】☎095(870)7200 または 📲080-6322-5554(牧師直通電話) e-mail nagasakimegumich@gmail.com まで。


十月第三主日礼拝 

◇礼拝の始まり5分前には心を静めて、静かにお待ちください。

♢讃美歌は心を込めつつ、声は小さめに歌いましょう(コロナ感染対策)。 

 

前 奏                            

頌 栄       あめつちこぞりて(新聖歌60・ゴスペル2)          (起立)

主の祈り     (週報左下記載)                             

祈 祷                           司会者 (着席) 

信仰告白    使徒信条(週報右下記載)        

聖 書     エステル記4章1217(旧約p866867       司会者

メッセージ   見えなくても働いておられる神」            後藤健一牧

讃 美    成し給え汝が旨(新聖歌394)                (起立)                                              

献 金                                                                                   

頌 栄      父・ 御子・ 御霊  (新聖歌63・ゴスペル3)            (起立) 

 祷                                     牧師

*交読文とSGは割愛し、讃美歌も減らしております(コロナ感染対策)

主の祈り

天にまします我らの父よ、ねがわくはみ名をあがめさせたまえ、

み国を来らせたまえ、みこころの天になるごとく地にもなさせたまえ、

我らの日用の糧を、今日も与えたまえ、我らに罪をおかす者を我らがゆるすごとく、我らの罪をもゆるしたまえ、我らをこころみにあわせず、悪より救い出したまえ、

国とちからと栄えとは 限りなく なんじのものなればなり、アーメン。


使徒信条

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女マリヤより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、天にのぼり、全能の父なる神の右に座したまえり。かしこより来たりて、 生ける者と死にたる者とを審きたまわん。我は聖霊を信ず。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体のよみがえり、永遠(とこしえ)の生命(いのち)を信ず。アーメン。


メッセージ聖書箇所・エステル記4章1217(旧約p866867

4:12 彼がエステルのことばをモルデカイに告げると、
4:13 
モルデカイはエステルに返事を送って言った。「あなたは、すべてのユダヤ人から離れて王宮にいるので助かるだろう、と考えてはいけない。

4:14 もし、あなたがこのようなときに沈黙を守るなら、別のところから助けと救いがユダヤ人のために起こるだろう。しかし、あなたも、あなたの父の家も滅びるだろう。あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、このような時のためかもしれない。」
4:15 
エステルはモルデカイに返事を送って言った。

4:16 「行って、スサにいるユダヤ人をみな集め、私のために断食してください。三日三晩、食べたり飲んだりしないようにしてください。私も私の侍女たちも、同じように断食します。そのようにしたうえで、法令に背くことですが、私は王のところへ参ります。私は、死ななければならないのでしたら死にます。」
4:17 
モルデカイは出て行って、エステルが彼に頼んだとおりにした。                     ©2017 新日本聖書刊行会


【今日の聖句】

もし、あなたがこのようなときに沈黙を守るなら、別のところから助けと救いがユダヤ人のために起こるだろう。…あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、このような時のためかもしれない。(エステル記414節)


「見えなくても働いておられる神」エステル記4章1217(旧約p866867

今日はかつてのペルシャの国の王妃でユダヤ人女性のエステルとそのいとこのモルデカイの信仰に学びたいと思います。今から約2500年前の事です。

1.あらすじ

ソロモン王の死後南北に分裂したイスラエル王国。前722年に北イスラエルがアッシリヤに滅ぼされ、前586には南ユダも新バビロニアによって滅ぼされます。その時、多くの者がバビロンや各地に強制移住。その後、前539年にクロス王率いるペルシャがバビロンを滅ぼし、クロス王によってユダヤ人解放令が出されます。この時、故郷のユダに帰っていたのは少数でした。大部分の人たちはその地での生活、社会的安定を手放さず、再びユダの地に移住する事はしなかったようです。これが前500450年頃の状況です。エステル記は約束の地ユダに帰らなかったペルシャの首都シュシャン(スサ)のユダヤ人たちを記した歴史的な出来事です。エステルの時代はクセルクセス王という王が治めていました。ダニエルが晩年に仕えた、クロス王、ダリヨス王の次の王です。紀元前485471年頃までペルシャを支配していたと言われています。別名はアハシュエロス王です。このペルシャ帝国の首都シュシャン(スサ)にモルデカイというユダヤ人が住んでいました。彼はおじの死後その娘のエステルを養育。モルデカイは命の恩人でした。エステルは美しい娘でした。しかし、ある時、クセルクセス王の命令で国中の美しいおとめは王宮に連れて行かれ、エステルも連れて行かれました。そこでエステルは王の目にかない王妃として選ばれます。その後ある事件が起きます。その頃、王に重用されていたハマンは王の命令(32)に反して、ハマンを礼拝しないユダヤ人モルデカイを憎んでいました(5)。そして王にユダヤ人を根絶する命令を出させます(811)。

王の命令を知ったモルデカイや他のユダヤ人は嘆き悲しみ断食して神に祈ります(4・13)。モルデカイの様子を知ったエステルは心配して着物を送りますが、モルデカイは受け取りません(4)。エステルは使者を送ってその理由を尋ねさせます(56)。するとモルデカイはエステルに対して、王にハマンによるユダヤ人虐殺計画を伝え(7)、王に憐れみを求めるように伝えます(8)。しかし王の召しがないのに王の前に出ることは法令に反し死刑。ただ、王がその時その者に金の笏を差し伸ばせば、死刑を免れるのですが、エステルにはここ30日間、王からの召しが来ていません(11)。エステルはその事をモルデカイに伝えます。

 

2.見えなくても働いておられる神エステル4章1217

モルデカイは愛する養女エステルに伝えさせます(1214)。「あなたは、すべてのユダヤ人から離れて王宮にいるので助かるだろう、と考えてはいけない。もし、あなたがこのようなときに沈黙を守るなら、別のところから助けと救いがユダヤ人のために起こるだろう。しかし、あなたも、あなたの父の家も滅びるだろう。あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、このような時のためかもしれない。」 ここにモルデカイの信仰姿勢を見ます。愛する娘同然の養女エステル(211)をも神にささげた愛情の聖別。ユダヤ人から出る全人類の救い主メシヤの主の約束の故に、必ず神は神の民を守り救われるとの神への信仰。しかし、神の御前に人は使命と責任のある存在であるという自覚、をここに見ます。

エステルはモルデカイとユダヤ人に「断食」、すなわち神への祈りを要請して、告げます。「…法令に背くことですが、私は王のところへ参ります。私は、死ななければならないのでしたら死にます」(16モルデカイはエステルの言うとおりにします(17)。エステルは自分の王妃としての立場やその美しさに頼るのではなく主なる神に祈り頼りました。すなわち彼女は神に頼り命がけで祈りつつ、このユダヤ人虐殺計画を阻止すべく命がけで王の前に出るのです。祈りは応えられ彼女は死刑を免れます。同時期に神様は王にモルデカイの過去の功績を思い出させます(6章)。その後、エステルは知恵深く王に真実を告げ(7・2~6)、結局ユダヤ人根絶計画を進めるハマンは王の怒りを買い死刑(10)。ユダヤ人たちは救われます(8・5~14、92~4)。

エステル記には「主」という表現は出てきませんが、この世を支配しているのは主である事が示されています。たといこの世で、「主」という言葉が表に出て来なくても、主が歴史を支配し、全てを支配しておられるのです。

(祈り) 主よ。私もエステルのように、あなたに信頼して祈り、明け渡し、従わせて下さい。与えられたあなたからの使命を果たさせて下さい。アーメン。




*メッセージ内容、その他、ご質問、ご意見、ご相談などございましたら、メールやお電話にてお尋ねください。【ご連絡先】☎095(870)7200 または 📲080-6322-5554(牧師直通電話) e-mail nagasakimegumich@gmail.com まで。

―今週の予定―

☆10月19日(水)聖書研究祈り会10:30am

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