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2025年2月1日土曜日

2月2日(日)午前9時半~ 礼拝動画配信

 




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【説教要旨】「神の揺るがない愛」イザヤ書431~7(旧約12371238)  

 私たちは、時に、神の愛が実感できないような時や、自分で自分を価値ある存在とは思えない時があるかもしれません。しかし、神からの愛は揺るぎません。今朝は、その事を神様のお言葉、聖書から、確認、確信しましょう。

1あなたは神に造られ、神に愛された、神のもの(1)

1節。だが今、主はこう言われる。ヤコブよ、あなたを創造した方、イスラエルよ、あなたを形造った方が。とあります。「主」とは、聖書において「はじめに神が天と地を創造された」(創世記11)と記されている、唯一まことの創造主なる神の事です。旧約聖書の創世記にて、イスラエル民族の父祖アブラハム、イサク、ヤコブ(別名;イスラエル)、…と、イスラエル民族、イスラエル王国を奇跡的に創り出し、形成し、保ってこられたお方です。高齢でありながら、子どもがいなかった父祖アブラハムとサラの間に、奇跡的に二人の実の子イサクを生まれさせ、その子から子々孫々が生まれ、イスラエル民族が形成されたのです。

途中、様々な危機がありましたが、神が救い、守り、導き、保って、増やしてくださったのです。まさに神が、息子娘を愛して育てるようにイスラエルを形成します。17節では何度も「私があなたを造った」という神様の切なる愛が記されています。その創造の目的は神の栄光の為です(7)。

さらに、神はイスラエルに言われます。1節後半。「恐れるな。わたしがあなたを贖ったからだ。わたしはあなたの名を呼んだ。あなたは、わたしのもの。」ここに出て来る、「贖った」という言葉は「買い戻す」という言葉です。ここでの「贖った」は、かつてエジプトで奴隷状態だったイスラエルの民を救い出した、という意味で用いています。神の力という代価を払ってイスラエルを救い出したという事です。神ご自身が贖い主で、イスラエルをエジプトの奴隷状態から買い戻された(出エジプト)、ご主人様なのです。そして贖ったお方は慈しみ深い、愛のご主人です。だから、「わたしがあなたを贖った」から「恐れるな」です。そしてわたしはあなたの名を呼んだ。奴隷にとって自分の主人がどのような者であるか、自分が誰の所有になるのか、は大きな事でしょう(奴隷制を是認するわけではありません)。主はイスラエルの名前を呼んで贖い出し、人格を愛し尊んで下さるお方なのです。なぜなら神様は愛そのもののお方だからです。しかも、このお方はイスラエルを贖っただけでなく、創造主であり、イスラエルを愛してやまない「生みの親」、「父なる神」(ルカ151124)なのです。この事は、イスラエル民族だけにではなく、私たち、全人類に当てはまります。

聖書を読むと、創造主なる神は、全人類の創造者、生みの親、父なる神なのです。そして、全ての人が救われる事を願っておられます(Ⅰテモテ24。また「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」(ヨハネ316とあります。父なる神は、神の御子であり神であるイエス・キリスト様をこの世に送られました(クリスマスの意味)。そして、イエス様は、私たち全ての人の罪を身代わりに背負い、十字架で身代わりに死んで下さいました。これが全人類の為に父なる神が用意した「贖い」のための代価です。

その贖いの代価は、神の独り子の命です。父なる神はそれ程、全ての人間一人一人をもれなく最高に愛しておられます!そして、神は私たち一人一人の名を呼んでおられます。そして「あなたは、わたしのもの」と宣言しておられるのです。私たちは「何を所有しているのか」という事よりも、「誰のものなのか」という事を忘れてはなりません。私たちはもれなく「神のもの」です。どんな試練の中でも、神は「恐れるな。わたしがあなたとともにいるからだ」(5と約束しておられます。試練がどんなに大きくても、たとい死に直面する事があっても、それらよりも、さらに大いなる主は信仰者と共にいて守る事ができます(詩篇23篇)。

2..神の目にあなたは高価で尊い~私たちが神に愛されている理由~(4

この時のイスラエルは神の民としてふさわしくない罪深い状態になっていました。それでも神は愛しているのです。4節に「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。とある通りです。これはどこまでも神の一方的な御愛、ご好意、恵みのゆえです。一方的に神がイスラエルを愛し、そして神は全人類を愛しておられます。それは神の独り子なる神、イエス・キリスト様の命を代価としてまで、あなたを滅びから救い、神ご自身の永遠の命を与えるほどの、はてしない愛、最高の愛なのです(ヨハネ316、ガラテヤ220

【祈り】父なる神様。たとい、私があなたの愛がわからず、実感できないような時でも、あなたの愛は揺るがず、私に注ぎ続けられている事を信じて感謝します。


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