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2025年5月31日土曜日

6月1日(日)礼拝動画配信「私たちに必要なお方」 使徒1・3~8(新約232頁)

 

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【説教要旨】

「私たちに必要なお方」 使徒138(新約232)

今年は教会のカレンダーでは6月8日にペンテコステ(聖霊降臨日)を迎えます。聖霊が教会に最初に臨んだ記念日です。改めまして今朝は、主の御霊である御聖霊が初代教会に最初に臨まれる直前の弟子たちの姿に学びたいと思います。

1.主が約束されたご聖霊様とその御力 (1・3~8)

十字架の死後三日目に復活された主イエスが弟子達に40日間にわたって現れ関わり続け(3)、散らされていた弟子たちを召し集めました。弟子達は皆、罪があり、失敗があり、弱さもあり、恐れと不安を抱えていました。しかし、そんな彼らと復活の主イエス様は関わって下さり、彼らを励まし支えて下さいました。そして、主イエス様が天に昇られて見えなくなられた後も、イエス様が共におられると、お約束下さいました(マタイ2820)。そして守り、助け、導いて下さいました。さらに、弟子達に主は、聖霊の約束(使徒1・45)、すなわち、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい」(4)、「あなたがたは間もなく、聖霊によるバプテスマを授けられるからです」(5)、聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります」(8を示されました。「父の約束」である「聖霊のバプテスマ」、すなわち聖霊の満たしです。

「わたしの証人」とはキリストの復活の証人の事です。この後、彼らはイエス様の約束を信じて聖霊を祈り求め続けました。このキリストとその約束を信じ続ける教会の祈りは、教会の生命線のように今日も続いています。私たちも個人で祈り、夫婦、家族、祈祷会や礼拝で、教会で共に祈る、等、祈り続けましょう。

 

2.主に祈り求め続ける者に臨まれる聖霊(1・14,2・4,ルカ11・513

教会はいつも必要なものを抱えています。そもそも人間は神を必要としています。しかし主が「求めなさい。そうすれば与えられます」(ルカ11・9)とおっしゃって下さっています。全知全能で、全き愛で、最善をなされる主なる神が必要を最善に満たして下さるどころか、ご聖霊によって神ご自身が、今も一緒に歩み導き、お助け下さいます。様々に問題があるように見えても、主が一緒に行って下さるのですから、本当は、もはや、私たちが思い煩う必要は何もないのです。主を信頼して、信仰によって先取りして喜び、感謝し、平安の中に生かされたらよいのです。主は聖霊によって、イエス様を信じる者の心の中に、イエス様が目に見えて共におられた時よりも、さらに近しく、私たちの心のど真ん中にまで来て下さいます。そして、聖霊を主に祈り求め、全き悔い改め、全き信頼、全き明け渡し、全き従順の心の備えができている者に、神様の時に、私たちの心の隅々にまで聖霊が満ちあふれて下さるのです。そこには神の平安も満ちるのです。それが神の約束です(ピリピ468)。私たちは主を信じて、主と結ばれて祈る中で喜びと感謝の生活をする事ができるのです(Ⅰテサロニケ51618)。

 

3.ありのままの今の自分で祈り求める聖霊の恵み

弟子たちは、イエス様が命じられるとおりに、自分の罪と失敗と恥の場でもあった、エルサレムという逃げ出した所、逃げ出したい所で共に心を合わせて祈り、約束の聖霊を待ちました(4)。それはありのままの今の自分で、罪や失敗や恥が主の前にも、お互いの前にもあらわになっていたにもかかわらず、主イエスをそれでも信頼し、主イエスの赦しと愛と忍耐を頂ながら、主が置かれている所で、主に信頼して主の弟子として生きていったという事です。私達もまた、置かれた所、遣わされた生活の現場で、時に、失敗や苦戦や行き詰まる中でも主イエス・キリストを信じ続けて、約束の聖霊に満たされて生きる事を祈り続けましょう。

この聖霊のみが人々を回心に導き、全ききよめ(罪を排除し、成長成熟し続ける全き愛の信仰生涯)へと導き、教会を建て上げる唯一の力です(使徒1・8、エペソ518)。その特質は愛、喜び、平安(平和)…です(ガラ52225)。

困難な時代や状況の中でも、それでも私達は聖霊の神様に信頼し、聖霊の満たし、聖霊の御業を祈り求め続け、主に委ねつつ、お従いして参りましょう。教会を、夫婦を、親子を、家族を、人々を真に生かし保ち、救い、幸福にするのは聖霊の神の御業で、全てが聖霊の恵みです。そこに素晴らしい神の御業がなされ神の愛の実が結ばれていきます。試練の中でも、私たち教会はキリストを信じ、いつも、共に心を合わせて、主に聖霊とそのお働きを祈り求め続けて参りましょう。

【祈り】天の父なる神様。ペンテコステに、聖霊が教会に最初にお臨みになった事を覚えつつ、今も聖霊に満たされて生きる事を祈り求め続けます。アーメン。


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